ポケモンX・Yのゲームシステム
ポケモンX・Yでは、主人公の性別の選択を始め、ポケモンとのコミュニケーションのシステムや、育成システムなどが、より進化した奥深いものになっている。さらに、通信機育にも新要素が実装され、プレイヤーどうしの交流も行いやすくなっている。
主人公の見た目をカスタマイズできる
ポケモンシリーズで初めて、主人公の性別だけでなく、見た目の雰囲気を選べるようになった。主人公の見た目は、男女ともに3種類ずつ用意されている。
主人公の雰囲気を変えると、印象を大きく変えることができるようなっているだけでなく、ポケモンX・Yのゲーム中に登場するブティックやサロンを利用することで、主人公の服装や髪型を変更することも可能になった。洋服以外にも、帽子や靴、小物などのアイテムがラインアップされており、冒険の合い間にさらに主人公の見た目を変えるオシャレがをできる。
ポケットモンスターX・Yのポケパルレ
ポケパルレは、ニンテンドー3DSのタッチスクリーンを使った、ポケモンとのコミュニケーションシステム。ポケモンをタッチすることで、なでてあげたり、いっしょに遊べたりする以外に、お菓子をあげることもできる。
ポケパルレでポケモンをかわいがると、プレイヤーとポケモンの絆が深まり、相手の攻撃を避けやすくなるなど、バトルでいつも以上の活躍をしてくれるようになる。
たとえば、カビゴンのような大きなポケモンであっても、なでるとうれしそうな表情をする。なでて反応を示す場所は、ポケモンごとに異なり、なでる場所によっては顔をしかめてしまうこともある。
なお、ポケモンと本格的なコミュニケーションができるようになったのは、1998年に発売された「ポケットモンスターピカチュウ」から。パートナーのビカチュウは、モンスターボールには入らず、主人公の後ろをついてきた。移動中はいつでもピカチュウに話しかけることができ、「こきげん」が変化した。
ポケットモンスターX・Yのスパトレ
ポケットモンスターX・Yのバトル以外でポケモンを育てる新要素が、「スパトレ」である。
スパトレでトレーニングを行うと、ポケモンのレベルではなく、「きそポイント」が上昇する。このきそポイントが高くなると、HPやこうげきなどのステータスが底上げされるので、通常よりもステータスがアップしやすくなる。
ポケモンX・Yのスパトレの画面には、ガンバロメーターと呼ばれるグラフが表示される。このガンバロメーターを見れば、自分のポケモンがどのように育っているのか確認することができる。また、サンドバッグがあると、ポケモンが自主的にベーストレーニングを行い、きそポイントが成長していく。
ポケモンX・Yのプレイヤーサーチシステム(PSS)
ポケットモンスターX・Yではいつでも世界中のプレイヤーとつながり、コミュニケーションを楽しめるようになっている。この新しい機能はプレイヤーサーチシステム、通称「PSS」と呼ばれる。
このプレイヤーサーチシステム(PSS)の機能を使うことで、ポケモンの交換や対戦以外にも冒険の手助けとなる要素を用意されている。
ポケモンX・YのPSSを使ってできること
・ホロキャスター:すれ違ったプレイヤーの情報などを受け取れる
・バトルスポット:世界中のプレイヤーとバトルできる
・GTS:全世界のトレーナーとポケモンを交換できる
・ミラクルこうかん:ランダムで選ばれたポケモンと交換できる
・0(オー)パワー:冒険を有利に進められる、不思議なな力を使える
・ハッピーサイン:ハッピーな気持ちを、ほかのプレイヤーに送ることができる。
ポケットモンスターX・Yは写真とビデオを公開可能
ポケモンX・Yでは、カロス地方の美しい風景を写真に収めることができたり、トレーナープロモスタジオで、オリジナルのプロモーションビデオである「トレーナープロモ」を撮影したりすることができる。また、ポケモンX・Yのゲーム内で撮影した写真はポケモングローバルリンクのトップページで、トレーナープロモはPSSでそれぞれ公開可能となっている。
なお、ポケモンX・Yの写真撮影は、本格的なカメラのように絞りやピント、ホワイトバランスを調整して行える。トレーナープロモは、主人公の表情やポーズなどを変えて10秒間の映像を録画することができる。