【世界のアソビ大全51】五目ならべ 必勝法|CPU「やばい」を詰ませる「四三」の作り方
【世界のアソビ大全51】五目ならべ 必勝法|CPU「やばい」を詰ませる「四三」の作り方
「あと一つで五つ揃うのに、必ず止められてしまう…」「気づいたら、相手に防ぎきれない形を作られていた…」五目ならべで勝てない理由は、運ではありません。それは、必勝の"形"を知らないからです。
このページは、あなたの五目ならべを「ただ石を並べる遊び」から、「相手を論理的に追い詰める思考のゲーム」へと変えるための、究極の戦術書です。
結論:「五」を直接狙うな。勝利は、防ぎきれない「四三(よんさん)」という必勝形から生まれる
▼勝利への思考法
五目ならべの初心者が犯す最大の過ちは、いきなり「五」を揃えようとすることです。しかし、CPU「やばい」や上級者は、そんな単純なリーチは簡単に見抜き、防いできます。このゲームの本質は、「リーチ(四)」と「リーチの一歩手前(三)」を同時に作ることで、相手が片方を防いでも、もう片方で五つ揃えられる、防御不可能な状況を作り出すことにあります。この絶対的な必勝形、それが「四三(よんさん)」です。
五目ならべの基本ルールと禁じ手(三三・四四・長連)
自分の色の石を、縦・横・斜めのいずれかに、先に5つ一直線に並べた方の勝ちです。ただし、アソビ大全のルールでは、先に石を置く黒石にのみ、以下の「禁じ手」があり、これを打つと反則負けになります。(後手の白石には禁じ手はありません)
- 三三(さんさん):新たに石を置くことで、「三(両側が空いている三つ並び)」が同時に2つ以上できてしまう手。
- 四四(しし):新たに石を置くことで、「四」が同時に2つ以上できてしまう手。
- 長連(ちょうれん):6つ以上、石を連続して並べてしまうこと。
CPU「やばい」を打ち破る"勝利の方程式"
序盤の鉄則:盤面の中央から、将来の布石を打つ
隅や端から石を置くのは悪手です。盤面の中心部ほど、縦・横・斜めの全方向に石を伸ばせる可能性が広がります。最初の数手は、必ず盤面の中央4x4マスあたりに打ち、将来の「四三」の布石としましょう。
中盤の核心:「四三」の"もと"となる「あいている三(両あきの三)」を作る
「四三」をいきなり作るのは困難です。まずは、その一歩手前の形である「三」を作ることを目指します。ただし、重要なのは、片方が相手の石や盤の端で塞がれていない、両側が空いている「三」であることです。この形を作ると、相手はどちらかの端を止めざるを得なくなり、自分はもう片方の端に石を置いて「四」を作ることができます。
終盤の詰め:二つの脅威を同時にかける「四三」で勝利を決める
「あいている三」を作り、相手に片方を止めさせたとします。その結果、自分の石は「四」のリーチになりました。ここで焦ってはいけません。この「四」を利用し、別のラインでもう一つ「三」を作るのです。
「ここに置けば、縦のラインが"四"になるぞ!」
「そして同時に、斜めのラインが"三"になるぞ!」
この状況が「四三」です。相手は、次に五つ揃えられてしまう「四」の方を止めるしかありません。あなたは、相手が「四」を止めている間に、もう一方の「三」のラインを伸ばして「四」を作り、次の手で悠々と五つ目を置いて勝利するのです。これが、五目ならべにおける完全な「詰み」です。
なぜこの戦術で勝てるのか?|五目ならべの本質
思考法1:「四」は「三」より強い。脅威の優先順位
当たり前のことですが、相手が「四」のリーチをかけてきたら、それを止めない限り次の手で負けます。しかし、「三」のリーチ(?)であれば、まだ二手先に余裕があります。この脅威度の違いを利用し、「四」という絶対的な脅威で相手の行動を一手固定させ、その隙に別の場所で「三」から「四」を作るのが、四三の本質です。
思考法2:「三三」の禁じ手を、相手に打たせる高等戦術
自分が後手(白)の場合、相手(黒)には「三三」の禁じ手があることを思い出しましょう。あえて相手が「三三」を打たざるを得ないような形に誘導し、反則勝ちを狙うという高等戦術も存在します。
よくある質問と負けパターン対策 (Q&A)